ディーゼルエンジンには、有害物質等を排出しないために様々な方法がエンジンに組み込まれております。ガソリンエンジンにはない、ディーゼルエンジン特有の部品が多々あります。
そして、ディーゼルエンジンの悩みでもある「詰まり」が発生する部分は、このディーゼル特有の部品となります。
今回は、走行距離87.000キロ程のお車の整備にてDPFの清掃やEGRクーラーとインテークマニホールドの清掃を行います。(メインの作業ではない為写真が少ない)

DRF (ディーゼル微粒子フィルター)
ディーゼルエンジン特有のマフラーの様なものです。
街乗りばかりの使い方をされていると、詰まってしまいます。チェックランプの点灯の原因にもなり、燃費の低下や低出力など多々の不具合原因に繋がります。
今回は他箇所整備ついでに予防整備としてDPFの清掃を行うので、詰まりによる不具合は出ていませんでした。
オーナー様も高速道路の使用を良くするとのことでした。
しかし、

コレだけ出てきました!
想像以上に詰まっていてビックリ!
EGRクーラーと、インテークマニホールドも内部詰まりを綺麗にして組み上げます。
しっかり、診断機にてDPFのカウンターリセットも行います。
ロードテストにてレスポンスの向上、振動の低減、トルク感の向上、きっと燃費も復活してる事を実感しました。
DPFを新品に交換すると非常に高価なんです…。
しかし、この様に清掃する事で9割以上は新品状態に戻す事が可能です。予算的にも新品交換と比較すると、相当お安くなります!
皆様のMINIがいつまでも元気に走って頂けるお手伝いをさせていただきます。
MINIの不具合でお困りの方は是非一度ご相談ください。